にっ ち かん あと
『 日 知 館 跡 』
当寺には、下記の由来に示しましたように地域の小学校の前身となる
所謂「寺子屋」と言われるものがありました。
しかし、当寺内には残念なことにその歴史を示すものが何もなく、
このままでは寺の大切な歴史の1頁を失いかねません。
そこで役員方とも相談し、石碑を建てて末永くその謂われを伝えることとなり、
平成23年11月、写真の様な立派な石碑が完成したしました。
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「日知」の名称の由来は、借国の顧炎式著、経書の研究
ならびに官制、経済、諸礼、風俗、天文、地理を
論じた32巻からなる「日知録」より
引用したものと思われる。
江尻及び辻村は、学制令(明治5年発布)に基つ'き
共同で本郷の妙蓮寺に公立小学「日知館」を創設した。
しかし、独自の校舎を新築するのには
多額の費用がかかるため同じ場所でなく移動していた。
この「日知館」が江尻、辻の両小学校の
前身と言うことかできる。
静岡市清水区辻小学校 「創立100周年記念誌」 より
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