身延山大学・ラオス交流15周年記念
                   

 【仏像修復 大法要の旅(ラオス)】  



            


 日蓮宗総本山身延山にあります 身延山大学では、
15年前よりラオス、ルアンパバン(その町自体が世界遺産に指定)において、15年間に渡り仏像修復事業に携わってまいりました。
今回その15周年を迎えるにあたり、ラオス日本大使にもお越し戴き記念大法要が行われました。

聞くところによると、ラオスでは仏像を修復するという習慣、考え方が無く、古くなった仏像等はそのまま壊れ、朽ちていくのが当たり前のように思われていたようです。

そこへ日本の修復技術が施され、見事に息を吹き込み直された仏像を見た時に、現地の人々は感嘆の様子であったと、指導にあたっている先生がおっしゃっていました。



             

法要が行われたルアンパバンにある、ワット・ビスンという寺の本堂です






堂内に入ると、正面奥に大仏が鎮座しております

大仏の前に安置されてますのが、修復を終えた仏像写真です

(下の写真)




修復対象となった仏像は2000体近くあり

その修復前の調査をするだけで4年近くかかったそうです


そこから諸々の準備、調整等々を経て

現在修復が終わったものは僅か40体足らずだそうです


ただ、この修復作業にあたる人達の人数、技術も高まってきて

少しづつ機動にのって来たのでペースも

上がってくるようです






先ずラオス側の法要が営まれました

私には何をやっているのか、何を言っているのか

全く分かりませんでした





変わって日本側(日蓮宗式)の法要です

大導師をお勤めになられたのは

日蓮宗大本山 北山本門寺(静岡県富士宮市)の

貫首 旭 日重猊下です(写真左手)







法要後の記念撮影です

心に残る 感動的な法要でした


身延山大学ではこれからも

修復事業の協力・支援をしていくとの事でした





私も個人的記念にパチリ!